質問:マリー 女 16歳

毎日自殺したいと考えています。

と言っても一日中ではなくて、朝はひどくて、昼はマシになって、夜が一番ひどいです。

何度か死のうとしたのですが、体重に耐え切れず紐が切れたり、親に見つかりそうになったりでことごとく失敗してしまいました。

高校もクラスに行くのがやっとで、授業中も休み時間もずっと机に突っ伏しています。

最近学校が終わるまでは、ほぼ毎日午後からの登校でした。

前は友達と話すのが好きだったのに、今はすごく苦痛で、学校ではほぼ話せません。

学校が終われば少しは楽になるかと思ったのですが、結局あまり楽にはなっていません。

生まれてきたことへの罪悪感で苦しいです。

急に涙が出てきてしまうことがよくあります。

生まれてきたのが申し訳なくて、私がいるのが申し訳ないです。

誰にも迷惑をかけたくないです。

よく謝ってばかり(みたい)です。

今付き合っている人がいるのですが、彼に「謝りすぎ」と言われてから、自分の本音を話せる人がいなくなってしまいました。

よく「頑張れ」と言ってくるのが苦痛ですらあります。

親は何を言っても信用してくれません。

誰の前でも元気なふりをしています。

以前仲の良かった人に「病院に行ったほうがいいよ」と言われていたのでそれも検討してみたのですが、保険証が親の管轄で、お金もないので、結局行っていません。

最近食欲が落ちているのですが、出されたものは食べないといけないので食べています。それも苦しいです。

また、私は過敏性腸症候群で、腹痛になる回数が多いです。

それを考えると会社に就職するのも厳しいです。

来年受験なのに、進路が全く決まりません。

将来に全く希望が持てません。

趣味であるゲームは一応出来るので、うつなどの病気ではないと思っています。

他のことはなかなかできないです。

どうしたらいいのか分からないです。

お時間を取らせてしまい、すみません。

回答:

メール拝見しました。ご相談いただきありがとうございます。お辛いご様子、伝わってきます。実際に診ていないので、正確なことは言えませんが、だいたいの状況は把握できます。

マリーさん、時間は無限にありますので何も氣遣われなくても大丈夫ですよ!

毎日死にたいお氣持ちを抱えながら生活されていらっしゃること本当に大変だったと察します。マリーさんは死ぬことをことごとく失敗して残念な氣持ちだったかもしれませんが、私はマリーさんが死なずにこのメールを下さったこととても嬉しく思います。

さて、疲れやすい、やる氣が出ない、今まで好きだったことができなくなる、涙もろい、罪悪感を感じる、食欲がない、死にたいと頻繁に思うようならうつ状態やうつ病の可能性があります。是非ともお近くのメンタルクリニックを受診して頂きたいところですが、そのようなご事情があるのですね。親御さんにこの記事を見てもらい「受診したい」と伝えるのはいかがでしょうか?

少しのお薬で、少しのお話で楽になる可能性は高いです。また本音を話せる場がなければカウンセリングを受けるのも良いと思います。お1人で抱え込まないで下さいね。

マリーさんはこれ以上頑張る必要はありません。むしろ少し休んでください。

頑張るというのはやるべきことをやっている状態です。休むというのはやりたいことをやることです。横になりたければ横になってください。散歩したければ散歩されてください。

やるべきことではなくやりたいことをやってください。そうすると減ったエネルギーが戻ってきます。

エネルギーが減っている時は食欲が落ちます。何故なら多く見積もって90%のエネルギーを消化に使っていると言われています。ですので数日断食してみる、1日1食にしてみることはエネルギー保存には有効です。また、食べ物は果物やお粥などの消化に良いものがよいでしょう。

過敏性腸症候群ですが、これも食べ物が関わってきます。炎症を引き起こさないような食事にされると回復の一助となります。簡単にお伝えしますが、私たち日本人(マリーさんも日本人でしょうか)が三代前に食べていたものが私たちの体にあっていると言われます。玄米、雑穀、野菜、海藻です。

私たちが昔食べていなかった乳製品や肉類、砂糖や小麦は消化にかなりのエネルギーを使うのでなるべく食べない方が負担は軽いでしょう。

是非調整していただくと会社に就く選択肢が広がると思いますよ。

マリーさんは生まれてきて申し訳ないと思ってるのですね。そう思うこともエネルギーを減らしてしまいます。ちっとも申し訳なくないです。人間は誰しも等しく尊い存在です。マリーさんも例外ではありません。ですが自分を尊いと思えない時、こんな風にしてみてください。

自分自身に対して「愛している。生まれてきてくれてありがとう」と言うこと、鏡を見て自分に笑いかけてあげること、自分に対して「私は天才!」「今日も最高!」と言うことなどで自分が尊いと感じられてきます。

精神科医の大家、神田橋條治先生の精神科養生のコツという本があって、その中にちょっと死んでみるという方法があります。

これは仰向けに寝て、目を閉じて『私は死んだ』と心の中でつぶやきます。次に死んだ私の体から皮膚や肉が溶けて行き、大地に吸い込まれて行き、きれいな白骨だけが残るとイメージします。『風が吹くと骨が揺れる』とこころのなかで呟いて、かすかに風のように体を揺らしてみましょう。そうすると、まだ皮膚や肉が溶けきってない部分が感じられます。そこに注意集中して『溶けてゆく溶けてゆく』とイメージしましょう。全身が白骨のバラバラになったらその状態を5分でも好きなだけ続けます。気持ちが良いことが大切です。死んだ状態が続いたら『私は生まれ変わる』と心のうちで呟きます。手足から中心に向けて、次々に骨が繋がってきて、大地の中で浄化された肉と皮が地から湧き上がって骨を包みます。胸や顔のところで肉や皮が合わさって全身が完成したら目を開いて起き上がります。それが気持ちよければ自分に合っている方法です。

死にたい氣持ちになった時やってみると役にたつかもしれません。

将来に希望が持てないと思っているのに氣づいた時、自分が笑って光り輝いているイメージをしてみてください。それだけでも随分将来に対するヴィジョンが変わってきます。

今回の人生は一度きりです。私たちは楽しんでいろんな経験をし、成長するために生まれてきました。自分自身を思いっきり表現し、この美しい地球を存分に味わって楽しんでくださいね。

幸せであることをお祈りしております。

マリーさん、生まれてきてくれてありがとう!

関連記事はこちら