質問:まゆ 女性 29歳
はじめまして。
友人に勧められてこちらの病院を知りました。
2か月ほど前に働き盛りの父が他界してから、良くなっていた不安感がまた襲ってくるようになってしまいました。
もともと小さい頃から嘔吐恐怖症の気があり、また自律神経も乱れやすいらしく体調が安定しにくい性質で定職に就くのは早々に諦め現在は紆余曲折を経て服飾系の作家としてここ1年ほど活動しております。この不安感ですが、過去にも2回(各1年間)ほどなった事がありました。
その時の感覚と同じ、頭のてっぺんがギューっとなり胃腸も同様にギューっとなって下痢をしてしまいます。
とにかく孤独感と恐怖心で不安で仕方なくなります(恐らく胃腸の不調で嘔吐恐怖症も影響?)
小さい頃から乗り物や外出時は緊張しやすかったとはいえ、電車や映画館、遠出で特にそうなりやすく打ち合わせの際など大変困っております。日常生活においては移動やお出かけの他に、他界した父の最期と重ね合わせてしまうようで
・前以上に体調が不安になる(不正脈や腎臓肝臓について)
・死がひたすら怖い
・眠ったら死ぬかもしれないと思いなかなか寝付けない(疲れて寝落ちする)
・月経困難症がひどくなるなどがあり、毎日気疲れしています…
しかし近場や車であれば割と積極的にお出かけも出来ますし、作品作りについて考えるのは楽しいです。買い付けも楽しいです。
犬もいて毎日散歩に行ったりします。ただ、近々大きめのイベントへ参加がありとても緊張を感じているのもあって不安感が悪化しているように感じます。
このまま鬱などまで発展してしまったらどうしよう…と更に不安になり困っております。
薬の副作用も不安になってしまうため市販の漢方薬(かみきそうとう?)やハーブティーを飲みはじめています。不安感とうまく付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか?
回答:メール頂きありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。
不安感を抱えながらよくここまで乗り切ってこられましたね。お仕事もこなされているようで素晴らしいバイタリティをお持ちだと感じました。
さて不安感とうまく付き合う方法ですが、一つはお近くのメンタルクリニック受診されるとよいでしょう。
薬への不安を伝えた上で合うお薬を一緒に考えたりお話しすることで、不安感や今の状態が改善する可能性があります。
不安が出てきた時には、例えば鼻の下に呼吸する息が当たる感覚を感じとってみましょう。最初はなかなか感じられなかったものが、次第にどちらの鼻から息を吐いているかなど感じ取ることができるようになるでしょう。
感覚を感じ取りながら同時に考えを追いかけることは難しいので自然に不安に栄養を与えることが少なくなります。
別の方法ですが、不安が出た時に体勢を変えてみましょう。立っているようなら座るなどです。空を見上げるのもよいでしょう。
更に不安が出た時、その不安を風呂敷に包んで棚上げするイメージをするのもよいでしょう。
また「私は最高!」「私は天才!」「全てはうまくいっている!」など言ってみて下さい。
まゆさんが幸せであるよう心よりお祈りしております。
最近のコメント