本日は当事者研究特別編でした!
当事者研究のパイオニア「浦河べてるの家」と連携する「base camp」の方々にお越しいただき、
総勢13名の方にご参加いただきました。
はじめに、名前、気分・体調、最近良かったこと・苦労していること、他の参加者さん達に知っておいてもらいたいこと、を簡単に自己紹介いただきました。
では、さっそく当事者研究へ!
テーマは「何かあると入院したくなってしまう」。
妹と二人暮らしをしているが、自身の症状のせいで妹にも悪い影響が出ているのではないか気にしてしまう、
そういったストレスが自身にかかるとその場から逃げるために入院してしまいたくなる、
についてお話しいただきました。
妹が寝込んでいるところをみると自身も鬱々としてしまう、一緒に気分転換しようと声をかけると二人で出かけたりもできるなど、
姉妹の強いつながりについても話が広がり、このように互いを影響し合うような現象を取り上げて、
某アニメに出てくる姉妹キャラクターの名前から「ロールパンナ現象」と名前をつけました。
このロールパンナ現象をうまく利用して、お互いに前向きな声かけをすることでポジティブな影響のし合いが起こるようにするのはどうか、とご意見が上がり、
妹さんへ前向きな声かけの練習をするロールプレイ実施まで発展しました。
近いもの同士だと良い影響も良くない影響もし合ったり、心配も信頼も強くなりやすいですよねと言ったお声や、
私の家族も同じなのでよくわかりますよ、と共感のお声がたくさん上がりました。
互いを思いやるが故に良くも悪くもなり得る関係は、作ろうと思ってもなかなかできない大切な存在ですよね。
その大切な存在をあたためていけるよう、今後も更なる工夫を一緒に考えて行きたいと思いました。
今回も互いを「仲間」と言い合えるようなあたたかい会となり、和やかな雰囲気で年明け最初の当事者研究特別編も終了です。
勇気を出してご発表いただきました皆さま、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
次回の特別編は2/26(水)12:00-15:00での開催が決定しております!
何度もご参加いただいているベテラン参加者さんも、これからご参加をご検討いただいている方もお気軽にお集まり下さいませ!
1/29(水)の通常デイケアは13:00-16:00、週替わりプログラムは「音読」です。
懐かしの物語などを楽しく読み合いましょう♪
こちらへのご参加も是非お待ちしております。
精神保健福祉士
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