ポカポカと夏のように暖かい日が続いていますね。
紅葉も見頃を迎えて、どこかに出かけたくなってしまいますね。
本日は7名の方にご参加いただき、賑やかにデイケアスタートです!
まずは連句から。
ポカポカ陽気を嬉しく感じた、以前当事者研究で相談いただいたテーマを乗り越えた、紅葉の山を乗り越えて故郷に帰省した、貴重な睡眠時間が猫との死闘になった、いつも食べているグミが改めて美味しく感じた、飼い犬との触れ合いから生物の愛情表現の差を感じた、誕生日に焼肉を食べた、年末の忙しさが活気に感じてなんだか好き、
などこの時期にちなんだ句が多く並びました。
日中は暖かな日が続いていますが、来週からまた寒くなるそうですね。
まだまだゆっくりと秋の豊かな季節を楽しみたいものです。
続きまして、当事者研究。
テーマは「母親から小言を言われる」について。
お母さんから食事の時の音がうるさい、と言われたとのこと。
話しを聴き進めると、兄弟には言わずになんで自分だけ小言を言われるのか、事あるごとに発達障害に関連づけて小言を言われるが、自分は発達障害の診断に納得していない、
と発表者さんのお気持ちが見えてきました。
また、発表者さんは感情の話をしているのに対してお母さんは出来事の話をしていることですれ違っているのではないかということも見えてきました。
メンバーさんより、発表者さんがお母さんとのやりとりを客観的に見て、他者の意見も聞いて、自分に合ったより良いコミュニケーションの取り方を見つけらるとよいのではないか、とSSTのロールプレイのご提案をいただきました。
そこで発表者さんとお母さんとのやりとりの中から、
発表者さんがお母さんに「専門学校に行ったらいじめられるんじゃないかな」と相談したら「そんなことを今考えても意味ないんじゃない?」と返されてしまった、という場面を設定しました。
自分の不安な気持ちを聞いてもらいたかったけれどうまく伝えられなかったことに対して、
どう返答したら自分の気持ちがお母さんに伝わるのか、皆さんにご意見をいただきました。
お母さんの話も受けいれてから自分の気持ちを伝えてはどうか、
お母さんも話ができる状況にない時もあるのでは、と言うご意見から、
「そうかもしれないね、お母さんは僕の味方だよね。僕は不安で聞いているんだから少しは僕の立場になって聞いてくれてもいいんじゃない?」
「お母さんの話も聞くから僕の話も聞いて欲しいな」
「また今度話すね」
の3パターンの返答を考え、再度ロールプレイを実施してみました。
発表者さんに見てみた感想を尋ねると、
ご意見をいただけて参考になった、ありがとうございました、と感想をいただきました。
またご協力いただいたお母さん役の方からは、「また今度話すね」は親として寂しい気持ちになった、と感想をいただきました。
意見として出された時には感じなかったことでも、実際に口に出して見ると感じ方も代わり、
ロールプレイをすることでいろんな角度から物事が見えてくるのだなと思いつつ、当事者研究は終了となりました。
週替わりプログラムは、「みんなで楽しもう!レク&ゲーム♫(写真とイントロでドン♪)」です。
今回初登場のプログラムです。名曲のイントロや誰もが知っている風景の一部分を見ていただき、曲名や地名、建物の名前を当てっこしてみました☆
写真の一部を見てすぐにわかる方もいれば、イントロではジェネレーションギャップを感じたり、和気藹々と楽しみました。
次回の週替わりプログラムは「ザ自由創作」を行います♪
割り箸を使って灯籠作りと、クリスマスに向けてオーナメント作りも行ってみたいと思います♪
皆様のお越しをお待ちしております!
作業療法士
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