1月最後のデイケア、見学の方も含め、7名の方にお集まりいただきました!
連句では、近況や気づきなど、色とりどりの句が並びました。スタッフ含め8人分の句が並ぶと華やかです!
続いての当事者研究、1本目は本日見学に来てくださった方より、「闘病ってどういうこと?」というテーマが挙げられました。
相談者さんは、これまで当事者の方とお話をする機会がなかったため、ぜひここで皆さんに訊いてみたい!と、このテーマをお持ちいただいたようです。
相談者さんにとっての闘病とは、「自分を分析して対処法を考えることの連続」。自分を客観視するように努めているけれど、そのことで他の人から「あなたは客観視できているから大丈夫だよ!」と言われることにモヤっとすることもあるそうです。
皆さんからは、工夫している対処法、自分の病気の特徴、病気に対する捉え方などが集まり、三者三様の闘病の様子が集まります。病気と“闘う“他に、病気と“共存する“という考えもあるね!という意見も。相談者さんは、ひとつひとつの意見に対して、ご自身と照らし合わせながら、自分がそこから取り入れられそうなことを語ってくださり、最後に「皆さんの意見を伺って勇気が出ました!」とおっしゃっていました。
その後は、週替わりプログラムを短めの当事者研究を2本に変更させていただくことにし、まずは「心の反応を変えたい」というテーマから。
相談者さんは、理不尽なことを目の当たりにすると強い怒りを感じるとのこと。あとで考えてみれば、それほど怒る場面ではなかったと思うような場面でも、一度理不尽さを感じると、自動的に怒りが強まってしまうので、そのような反応を変えたいというご相談でした。参加者さんからは、その場を離れること、怒りの感情をこぶしを握るという行為に変えることで、自分の怒りを客観的に見るようにする、などのアドバイスが集まりました。相談者さん、早速やってみます、とのこと。またその後の報告もお待ちしております!
本日最後のテーマは、「選択を重く考えてしまう」について。
何かを行動を選ばなければならない場面で、ある行動を選択するメリットが9割でも、残り1割のデメリット(リスク)が気になり、なかなか決められなくなってしまうとのこと。ここでも皆さんから選択する時の癖や秘訣がどんどん集まります。慎重さと大胆さのバランスって難しいですね。相談者さんの今後の参考になることを期待しています!
最後に、来週からのデイケアについてのお知らせです。
これまで、コロナウィルス感染予防策をとりながらデイケアを運営しておりましたが、県内での感染者が急増していることから、誠に残念ながら、デイケアをしばらくお休みさせていただくこととなりました。
お休みの期間は、2月1日(火)から2月15日(火)の3週間の予定です。2月22日(火)以降の実施につきましては、その前の週の感染状況を見ながら再開の判断をし、ホームページでお知らせ致します。
いつもデイケアにご参加いただいている皆様、参加を検討されている皆様につきましては、お越しいただく前にホームページをご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
お電話やメールでのお問い合わせでも結構です。何かご不明な点がございましたら、お尋ねくださいませ。
精神保健福祉士
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