暖房いらずの秋晴れの中、本日は8名の方にお集まりいただきました。
ホワイトボードには、最近の出来事やこれからの予定などが勢揃い。
特に、“変化“に関する句が多く並びました!
続いての当事者研究では、
1ヶ月ぶりのデイケアということもあってか、3名の方が発表してくださいました!
一つ目は、「最近“わさわさ“がすごい」。
この日は発表者のお母様も一緒に同席されており、
家の中を走り回る、大声でぶつぶつ言う、モノを叩いている、という、
最近の“わさわさ“したご様子を説明してくださいました。
発表者さんご自身も、自分でもなぜこんなにイライラしているのか、と困っているとのこと。
家で暴れてしまう発表者さんは、
兼ねてから親御さんと離れて暮らすことを主治医からも勧められており、
今回一人暮らしに向けて物件を探しているところ。
しかし、一人暮らしへの不安もあり、
一人暮らしをすることへの皆さんの意見を訊いてみることになりました。
参加者の皆様からは、
まずは挑戦、トラブルに備えてサポートを受けられる体制を整える、
まずはご両親との関係改善、など様々な意見が集まりました。
発表者さんは今後、物件探しを継続しつつ、
サポート体制も整えていくことにされたようで、
他の参加者さんやスタッフに各種制度について相談されていました。
今後また新たな展開が期待できそうですね!
二つ目は、「夜にかけてお腹が痛くなる」。
少し前に新しい仕事についた発表者さん、
先週あたりから夜にお腹が痛くなってしまうとのこと。
現在は好きなことをして気を紛らわせたり、
仕事の時間を短くするなどして対処されているとのこと。
皆さんからも、環境の変化ってすごく大きな出来事ですよね、と共感の声が集まりました。
すでに発表者さんが実践されている対策が素晴らしく、
その調子で、仕事の負担も減らしながらのんびりやっていきましょう!
ということでお話はまとまりました。
三つ目は、「予期不安」。
発表者さんは、めまいが起きると数日起きられないような状況になるそうなのですが、
そのめまい自体が辛いのに加えて、
めまいが起きたらどうしようという「予期不安」にもお困りとのこと。
予期不安の厄介なところは、
こうなったらどうしよう、と思っていたら、実際に起きてしまうこと。
ここでも、「そう!わかります!」と強い共感が集まり、
皆さんから、起こった時の準備をしておくこと、気を逸らすこと、などのアドバイスも。
こちらのテーマでは、
色々な状況や場面に対しての不安を共有できたことで、
皆で労いあい、励ましあうような時間になったように思えました。
皆様、素敵な時間をありがとうございました!
本日は、当事者研究にたっぷり時間を費やしたところで終了のお時間となり、
週替わりプログラム「絵月記」は次回に持ち越しとなりました。
次回デイケアは11/22です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
精神保健福祉士
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