この肉体を持ってうまれ、今までこの人生で私は掃除という掃除を習慣にしてきませんでした。
毎日掃除する人にびっくりする、週一でもいいじゃん、月一でもいいじゃん、年一でもいいじゃん。それで年一とかやるとなんだこの汚さ、こんな家には住んでられん。新築だ新築。
まぁなんという贅沢三昧、怠け?三昧だったんでしょう。
実際ここ毎日掃除、しかもすればするほど時間が手に入る、もっと掃除したいもっと掃除したいと空前の掃除ブーム。
自ら掃除をし始めると、受身的な人生から抜け出し、より前向きに、より積極的に生き始めているようです。
今から毎日掃除しても、ようやく何十年かして、人間としての総掃除量の平均に追いつくのかもしれない。
尊敬するマザーテレサも掃除人、レレレのおじさんも掃除人、不食の秋山弁護士も掃除人、物質移動もお手の物、上江洲先生も掃除人、そういう人に私もなりたい。
掃除歴はまだ1ヶ月足らず、もし失職したらホームレス、もしくは掃除人として新たな人生を出発したい。
ちらっと来院された方に話したら、実際地位を捨てない人にはうわかりませんよね。と。
そうかもしれない、そうでないかもしれない。
私が稼いでいるお金は自分では把握してない。好きなものに使い放題だけど、モノもほとんど買わなくなった、旅行やレジャーにも出かけない、ただ使うのは果物くらいです。果物を好き放題買えるのは実際とっても幸せなんですが。最終的には地植えして育てたい。プライスレス。
それが無くなった時は自分がどんな風になるのか、楽しみでもありますが、取り敢えず目の前の天職、精神科医を通して自分を含めた人間の幸せを心より祈ることにします。掃除しながら。
庭に咲いた椿。掃除すると飾りたくなる花。
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