上を向くこと

興味深そうに上を向いて目を輝かせている御子を見て、私たちはいつからその行為をやめたんだろうと思います。

アランも遠くを見よ、空を見よ、宇宙と繋がっている的な趣旨のことを言ってます。

御子が家にいるとよく泣きます。外に散歩に行くと目をキラキラさせて周りを見渡します。泣いている暇などありません。

私はというと時間病が発動し、散歩より勉強、読書、座って本を読み始めると御子がぐずります。

遂に決意して空の研究をすることにしました。

私が空を見上げていると御子、ぐずらず機嫌良いです。何でも察しています。

私の尊敬するホームレスの方（敬意を込めて先輩と呼びましょう）が3日後の天氣が分かることを知って随分羨ましく思ったものです。

空を見上げる時間が長ければ長いほどそれに近づけるに違いない！

天氣予報が好きで、気象予報士の資格を取ろうとした時もあったので、空を見上げることにしました。

まだやって数日ですがそして氣づいたこと、変わったこと。

彩雲が度々出現してとても綺麗に空を彩ることを発見しました。

雲や山の緑、植物、動物、生き生きとしているのに対して建物や人工物はなんだか薄暗くもやっとした感じがすることに氣づきました。

氣持ちものんびり穏やかになった氣がします。

あくせく何かをやろうとすることをやめたくなりました。

まだ数日ですが空にはすごい力が秘められていることを再認識しました。

空療法、いいじゃないですか。

ただでできるし副作用もありません。