神田橋先生のオススメの本。
ちょうど子育ての話なので興味深く読みました!
まずは感想から。
失われた大切なそれまであったものという中の1番に挙げられていたものが
子守唄、おんぶでした。
眠くなるときに人の声に包まれるという体験が良いようです。
そう言えばあまり子守唄を歌ってないことに氣づき、早速その日から歌い始めました。私、好きでボイトレの教室も通ったことがあるのにそんな局面でちっとも歌ってないことに氣づいたのです。。おんぶはやはり同じ動線で動けるので感覚を共有しやすいみたいです。
2番目は布オムツです。これはなぜ良いかというと氣持ち悪くて泣くから、その時に「氣持ち悪かったね」「ほら氣持ちよくなったね」という声かけが良いとのことでした。
私は布オムツが良いと知っていましたがそういう理由だとは知らなかったので一切そんな声かけはやっていませんでした。早速その日から声かけをやってみています。
あとはテレビなどの一方向の電子音の情報機器の有害性について書いてありました。
やはりなるべく自然がよいのですね。
また個別の症例も載っていて感動した記事がありました。
『(実習生が)Cちゃんと絵本を読んでいるところに、Dちゃんが「ままごとしよう」とやってきて、その学生は再び板挟み状態となりました。「…私一人しかいないし、困ったな」と言ってみたそうです。…するとDちゃんが「じゃんけんしよう」と言い出してくれたので、学生は「なるほど!」と思ったのですが、そこでCちゃんが「いや!」と言ったのです。…どうしても譲ってくれないCちゃんに、Dちゃんは諦めてままごとコーナーに戻ってゆきました。…しばらくして…Dちゃんがおもちゃの電話機を見つけて学生の所に持ってきました。そして「お姉ちゃん、これ持ってて。私あっちでお料理作ってね、出来上がったらこれに電話するからね。そうしたら食べにきてね」と言って戻ったそうです。…何という解決法でしょう!…電話がかかって、「お料理ができたから食べに来てください」というのでCちゃんに「食べに行く?」と言うと、Cちゃんも嬉しそうに…一緒に食べに行ったそうです。p154』
どうですか?
私たちは大人だって言って偉そうに?子供に教育と言ったりしてますがこの子供の解決力すごくないですか?この柔軟さ!こんなことを大人の日常で使うことができたら!喧嘩や言い争いなんてなくなるでしょうね。
いや〜また勉強になりました。
子どもは神様だな。
いたずらな神様。
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