続きです。
『皮膚も増やすと分裂し、暖めると分裂が止まります。…皮膚を丈夫にするには乾布摩擦で冷やせばいいのです。あまり暖めていると皮膚は薄くなります。p160,161』
→やはり薄着健康法は間違ってない!ただ皮膚が薄いからってどうなるんだろう。。
『大人でも少食者は、ミトコンドリア系が優位の世界です。食べる量が少なくても、ミトコンドリアはエネルギーをたくさん作ります。…こうして、老人になり歳をとったら食べる量が少なくなるのです。p163』
→ミトコンドリア系は仙人への道と読んだことがあります。食べる量を心配される方必見です。ミトコンドリア系に変われば小食ですみますから!
『リンパ球の割合全体を見るともっとも高く なるのは夏で、 もっと も低く なるのは冬だったのです。冬はシベリアに巨大な高気圧ができます。 よって、 冬は交感神経優位です。 一方、 夏は低気圧です。 のんびり して、夏休みも取りたくなります。これは副交感神経優 位だからで、そのときはリンパ球が高いです。ですから免疫が高いのは夏です。 一方、冬には乾燥する特徴があり、ウイルスも飛びやすいのですが、私たちは皆寒さに曝されて免疫能が下がっているという、受け手側の問題もあるのです。冬に薄い布団で寝ると風邪をひきます。寒くなってリンパ球が減り、 また、 その機能も下がり ます。 こうして、 私たちが冬に風邪を引きやすい謎も、 交感神経緊 張でリ ンパ球や免疫力が下がるということで説明できます。 リ ンパ球が上昇する時期が、 春から夏です そもそも体質的にリ ンパ球が多い人が、 春から夏にリ ンパ球が増えてきて、 もっとも花粉と出会う時期がまさに春なのです。 ですから、 冬に風邪が流行るとか春に花粉症か多いという のは、 単に環境の問題だけではなく、環境に揺さぶられてる私たちの免疫系も考えないと謎が解けません。 p170』
→寒いと風邪を引くよと何度も言われましたが、何故?と聞いてちゃんと答えを返してくれる人はいませんでした。安保先生、答えてくれてありがとう。
そして花粉症のメカニズムも説明してくれています。
『投与経路に関係なく 、 坐薬を使っても 、湿布を使っても飲み薬を使っても胃がやられるのです。…消炎鎮痛剤は、 プロ ス タ グ ラ ン ジ ン (prostaglandin) の産生阻害剤です。 シクロオキシゲナーゼ (cyclooxygenase : COX) という酵素でプロスタグランジンがアラキドン酸から作られるのですが、 消炎鎮痛剤はその過程でプロスタグランジンの産生を阻害します。 アドレナリン、ノルアドレナリ ン、 ドーパミ ンが血管収縮作用、交感神経緊張作用がある物質です。 プロスタグランジンは血管拡張作用、 発熱作用、 痛み作用があり、 副交感神経刺激物質です。 ですから、 これ阻害するということは交感神経緊張状 態になります。 私たちの脈は1分間に…60 ~ 70 ですが、 痛み止めを飲んだり貼ったり している 人の脈は80 く らいにまで上がっています。 脈が増えると興奮して夜寝つけなく なるので、 たいてい睡眠薬ももらっています。 p172』
→知りませんでした。湿布でも胃がやられるんだ。。更に脈が増え、夜眠りにくくなると。なるほど!
『本来はいかに効率よく 自分自身を守るのかが白血球の自律神経支配ですが、生き方が偏ると病気になるのです。特に最近、アレルギー性皮膚炎とか気管支喘息の子供がどんどん増えて、都会の子供の3人に1人はアトピー性皮膚炎か気管支喘息になっています。こんなに急に病気が増えたのにはちゃんと理由があって、 やはり副交感神経優位が原因です。 今の子供たちは外で遊ぶ時間が少なく、 お菓子でもスナック菓子でもジ ュースでも 好きなだけ食べます。 私が子供のとき、 アトピー性皮膚炎 にかかっている子供はいません でしたし 名前も口 に上 ることはありませんでした。 …今、 爆発的に増えているのは、白血球の自律神経支配が関係していたのです。p176』
→やはり子供と言えどもストイック?に遊びストイックに食べる方がアトピーや気管支喘息は減る…。
『ケーキとアイスク リ ームという のは、 抗原性の高い 3大抗原(玉子、牛乳、小麦)が全部入っています。つまり、玉子の卵白アルブミン、牛乳のカゼイン、小麦のグルテン、この抗原の強い3大食品の食物アレルギーが乳児アトピーの原因なのです。 これらをたくさん摂ると、お母さんの身体だけで処理しきれないで母乳に入り、乳児が乳児アトピーになります。ですから、1カ月や2カ月の赤ちゃんが乳児アレルギーを起こしたら、 お母さんの食 生活を見直さないといけません。 抗原性の高いものをあまり摂らない方がいいです。 p179』
→わかりやすいですね、卵牛乳小麦は三大アレルギー!摂取は控えた方がやはりよかですね。
4に続きます。
3月に入ってから私の食生活はがらっと変わりました。意図せずして。いや、起こること全ては自分の意図なのかも。機会があったらそれも書こうと思います。
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