百姓が地球を救う 木村秋則著を読みました!この方は神の性質をふんだんに現しておりますね!言葉1つ1つ心に響きます!
『自然のものは腐らずに枯れるp26』
→有機のは腐るようです。自然栽培のは枯れるので食材を余らせたとしても干し野菜やドライフルーツみたいになるのかも!
『傷むようなもの、腐るような食材にお金を払うことに慣れてはダメです。日本は世界一の農薬使用国p28』
→傷んで腐ることしか経験してすなければこういう発想はでてきません。慣れているというか、それが常識だと思ってました。。そして農薬が1番使われている国だと思ってなかった。勉強になります。
『大人になってからも、リンゴの葉の裏側を這う虫を目にすると、「かわいいなぁ」と見つめてしまうことがしょっちゅうでした。p46』
→虫に対しても愛を感じます。素晴らしいエピソード。私も仕事やプライベートで他者に対して対立した気持ちが出たとき、このように愛を感じられますようにと思いました。
『ダイコンは時計回りをしながら地中深く入っていきます。日の出から日没までのあいだ、毎日右回りをしています。…ですから収穫のときは…左回りで抜くと簡単ですp58』
→北半球は植物も気も右回りになるんですね。人にも気を入れるときは右回り、邪気など抜くとき左回りにすればいいと気の先生が仰っていた気がします。南半球の植物はきっと左回りなんでしょうね。
『深夜までキャバレーやスナックなど水商売を手伝いました。p60』
→言い回しが素晴らしい。一般的には水商売をやったとか、人によっては手を染めた?とか表現しますが、手伝った。いい表現。こういう細かいところから素晴らしい人格が滲み出ています。
『なぜそこに生えたのでしょうか。雑草語で聞いてみないとわかりませんが、雑草たちは役目があって、自分の働くべき場所を心得て、そこに生えたと思わざるを得ません。その役目とは、土に足りないものを補う仕事だと思います。p71』
→雑草語で聞いてみる、秀逸な表現。 すべてのことに意味があるのなら雑草もわけなくそこに生えないんですね。足りないものを補ってくれる、体に対するウイルスや菌達と同じかもしれません。
『「雑草という名前の草はない」昭和天皇の有名なお言葉です。p76』
→昭和天皇、凄い。ネット検索したらこんなシチュエーションでのお言葉のようです。仕えている方の「真に恐れ入りますが、雑草が生い茂っておりまして随分手を尽くしたのですがこれだけ残ってしまいました。いずれきれいに致しますから」との言葉に対して、きつい口調で、「何を言っているんですか。雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。どの植物にも名前があって、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです。人間の一方的な考えで、これを切って掃除してはいけませんよ」とおっしゃったようです。さすが現人神です。
『自然界にある植物をよく見ると、自分で病気を治した葉っぱがたくさん見つかります。そういう葉っぱを1枚取って、ちょっとかわいそうですが、ゆっくりと静かに裂いてみてください。p79』
→植物も自分で病気を治しますよ!私たちもいわんやです。木村さんの木に対する愛がやはり「ちょっとかわいそうですが」という言葉遣いに表れています。
『剪定という手間暇をかけたお陰で、毛虫をやっつける殺虫剤を撒く必要がなくなるわけです。自然栽培において目が農薬というのは、まさにこういうこと。p99』
→目が農薬、目っていうのは色んなパワーがありますね!心の窓でもあるし魂の輝きのバロメーターでもあります。
『麦は土のなかのものを吸収するパワーがすごく、これまでに投入した肥料、農薬、除草剤、すべてのものを吸い上げてくれます。一方なんでも吸収する麦と同時に大豆を植えます。大豆は土に養分を与える役割を果たします。p116』
→私の楽園計画も進んでいるのでそろそろ本格的に自然栽培を習いたいです。土作りは麦、大豆でということですかね。
田んぼについて『湿った土を耕してから乾かすのはダメ。乾いた土を耕すのがポイントですp126』
→稲も植えたいので成る程です!
『稲の根元の1枚目の葉っぱと、2枚目の葉っぱの間を見ると、「おや?」というところがあります。茶色がかった横縞が出ているのです。この線は「これ以上ほしくありません」という意思表示でもあります。よく観察することが自然栽培の基本中の基本ですから…p132』
→これは情報としても成る程ですが、よく観察することはやはり何の基本でもあるでしょうね。私の仕事は人間の精神の回復に携わることですが、私自身、他人の精神の観察だけではなく、もっと深く自分の精神を観察していくことが重要なのかなと考えます。精神の観察、というのは主に瞑想ですね。やりましょう!
『それまで肥料、農薬をやってきた土は、影響が完全になくなるまで3年くらいかかります。p139』
→石の上にも三年!そこにも通じるのか。
『いま、パサパサして甘くない昔ながらのお米は、ササニシキ、その親であるササシグレ、岡山の朝日米ぐらいでしょうか。そういった原種に近いお米が日本人の主食の座を取り戻さないかぎり、糖尿病はもちろん、さまざまな病気は減らないのではないかと危惧しています。p180』
→!!お米の種類って知ってましたか?中学受験の時に習った以来です。宇宙一の夫が既にササニシキの良さを知っていて、私は知らずに毎日自然栽培のササニシキを炊いています。原種の方がやはり健康を保つし病気にもなりにくいと農の神、木村先生もそうお考えなんですね!ササシグレ、朝日米、初めて知りました。いつか食べてみたい!
『秋の収穫が終わり、冬を迎えた田んぼの寂しさといったらありません。作業する人の姿は見えず、荒涼とした地面が露わになっています。わたしはある講演会で農家の方々にいいました。「獲るだけ獲ったら用済みですか。毎日とはいわないけれども、ちゃんと田んぼを見てあげて、感謝の声をかけてあげたらどうですか」p191』
→本当に心に響きます。私もクリニックにありがとうと感謝の声をかけよう。そして、今日関わってくれた方々、私が触れることになったすべてのもの、私を受け入れてくれた空間に対しても。感謝はやはり神がかっている木村先生も重要視されておられるんですね。
いや〜本当に勉強になりました!名著ですよ〜!食料自給率を100%にする構想は続いております。自然栽培でやりたいなぁ!最近は果物の種を蒔いております。
木を直に植える土地は今募集中ですが、芽が出て育ってくれると嬉しいなぁ。種を蒔きながら副業は苗屋さんもいいなぁと夢いっぱいです🌟
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