なんの本かは失念している。。
けどまとめました。
『なぜと尋ねると、どうしても問題や過去、因果関係に集中することになる。そうした質問に答えても、たいていは問題の中に留まったままになる。…なぜの代わりに、主にどう、どんなを訊ねる質問をする。
今これをすることによって、私は何をやり遂げようとしているのか?
どうすれば、もっともうまくそこに到達できるだろう?
どんなリソースが私を助けてくれるだろう?p156』
→これは診察でも重要です。
自分の人生に関してもいわんやです。
この本には批判に応えるという項目もあり、批判をされる方には(大なり小なり誰でもあるか)利用できそうな方法です。まとめると、まず批判は現実にはなく相手の目と心が映し出したものとして認識することです。そうするとそれは相手のものだし個人攻撃と捉えなくてすみます。
まず安全な状態をイメージし(防弾ガラスを張り巡らせるなど)深呼吸。
「(相手の名前)、この問題について私と話し合う時間を割いていただき、ありがとうございます」
「正確には何が言いたいのですか?あなたが心配していることを理解できるよう、力を貸してください」
ペース合わせ、マッチング。
「では、あなたが具体的に反対しているのはこれとこれですね。私は正しく理解していますか?」
この問題を自分がどう見ているか表す映画を映し出し、相手の訴えの映画と見比べる。
合意できる部分を伝え、「あなたのおかげでこれに気づくことができて嬉しく思います。これについては合意できません」と異なる見解を正確にわかってもらう。
もし相手が批判を伝えようとしているだけなら、感謝するとともに「あなたのご意見について考えてみます」といい、そこで止めて構わない。なんらかの行動を取って処理したり対応したりしなくてはならない場合は、相手が具体的に望んでいることを訊ね、その批判に対して自分が何をするつもりかを伝える。何もしないことにした場合でも「わたしは〇〇をするつもりですが、それは自分に対して誠実でありたいし、自分の価値観を守りたいからです、ですからどうか拒絶されたと思わないでください。お互いのつながりが感じられるようなことで、他に何かわたしにできることはないでしょうか?」と言う。
また完全に意見が違う場合は
「これについて、ご意見を聞かせてもらったことには感謝しています。ただ、あまりにも考え方が違うので、これ以上はどうにもならないように思います。他に何かご意見はありますか?」と伝える。
話し合いの終了ではこうして率直に別の考え方を伝えてくれたことにとても感謝している、と相手に伝える。
これはp317-320のまとめです。
→批判に対してどうしても平常心でいることは難しいですがこれはとてもいい技法だと思います。是非試してみたいところです。
また魔法の親を持つという項目では、模範的な両親をイメージし、二人がどう関わっているか、子供に対してはどう関わっているか検討して、完全にイメージできたら誕生日まで遡って、全てが備わっている大人の立場から両親に感謝し、新しい魔法の親が以後引き継ぐことを両親に説明。魔法の親に子供の誕生を歓迎してもらい、子供時代を余すところなく辿る。否定的な出来事の時は特に魔法の親に求めに応じるようにしてもらうなどして、異なる結果が出ることに注目する。満足したら「無意識の心に今回の学びと感じたことを完全に統合してもらい、それらを携えて明るい未来の中を移動してください」と言うという流れ。
p323-325のまとめです。
→この概念が素晴らしいと思いました。親から心地よくない思い出をもらったと思っている方はとても役に立つのではないかと思います。
どうすればあそこに行くことができるんだろう。
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