マクロビの講座に出席しました。

磯貝昌寬先生の講義です。

昔は半径16km圏内のものを食べていた。

→これは移動できてもそれくらいということだろうと思いますが、どうして国が定める訪問診療の範囲と一致したのでしょうか!興味深いです。

不妊の原因、冷えにも陰陽があるようですが、陰性の冷えは入浴しても温まらないようです。ナトリウムと心臓の力がないのが理由のよう。

夜間に小便があるのは陽性の冷え。膀胱が緩みきれず締まるからのようです。

冷えの研究を川嶋朗先生という自然療法もやられる医師がされているようです。今度本を読んでみようかしら。

冷蔵庫の普及で腸内細菌が大幅に変化した模様。発酵食品が減ったことが原因のようです。

陰性の流産は甘いものの取り過ぎ、陽性の流産は稽留流産、不育症。血行不良になると油が固まりやすくなるようです。

不妊の手当は陰性だと生姜湿布。これは最近研究されている温熱療法の中でも唯一血中の酸素濃度を上げるみたいです。梅ショウ番茶は陣痛中飲むとよいみたいです。骨盤が締まっているときはショウガを多めにして、子宮収縮が少ないときは梅、醤油を多めにすると。

陽性の不妊はショウガ風呂。200-300g入れるとよいみたいです。干し椎茸スープや干しマイタケスープもよい。干しマイタケスープは蛋白を分解してくれるようです。

ちなみに懐石料理の懐石とは石を熱して抱えること、料理とは体を癒やす意味もあるようで、治療法を表す言葉だったみたいですね。

麦の繊維は水溶性、玄米の繊維は非水溶性で両方摂るといいようです。老廃物を排泄する効果あり。

妊娠中の陰性なトラブルは出血、カンジダ膣炎、尿漏れ。出血はヨモギ粉末を葛にといて飲むとよいみたいです。カンジダ膣炎は梅干しの種を取って膣の中に入れるとよいらしいです。ちなみに江戸時代などではこの方法を使って避妊していたとか。尿漏れには玄米餅。

陽性のトラブルは妊娠中毒症、夜間頻尿、お腹の張り、むくみ。妊娠中毒症以外今、全部あります。。

陰陽両方の要素があるトラブルは羊水過多症、鉄欠乏性貧血、うつ病。羊水過多症は血液のにごりが酷いときに起こるようです。鉄欠乏性貧血の対応はよく噛むこと。唾液をたくさんとることが腸内環境をかえてよくする。噛むことの利点、食べ物をアルカリにしてくれる、虫歯になりにくい、細胞の修復能力があるホルモンを出してくれる、リラックス効果あり。やはり噛むことは重要ですね!また顔のマッサージや話すことも唾液を出すことに通じるとのこと。

葉緑素とヘモグロビンは似ており、変換されるとき熱と微生物が必要。つまり体温が高く、腸内細菌がしっかりしている方が草から血を作りやすい。
幼児食について。

甘味のあるモノはできるだけ遅く。早めにあげるとわがままになる。

離乳食に漬物がよい。

手づかみで食べること大切。

腸内細菌は2歳までに決まると言われているほど大切な時期。

体幹トレーニングで1番よいことは噛むこと。

つなぎは圧迫感があり、背骨が育たない。→裸が1番でしょうかね。

離乳食について。

なるべく遅い方がよい。

食べたがっているサインとしてはじっと見る、よだれが出る、掴もうとする。

首の据わり、つかまり立ち、歯が生えるのが早いと離乳が早い。

蛋白と糖分に気をつけ、動物性は2歳まで取らない方がよい。青い豆は消化しやすいのでタンパク摂取にはよい。
発熱時。

動物性のエキスをとると悪化する。(ラーメンなど)

手当は里芋パスター。これはすり下ろして熱いところに貼る。

豆腐パスター。40℃以上あるとき。そのまま豆腐を貼ってもよい。青菜や大根、キュウリを直接貼ってもよい。

生姜湿布。お腹に。

椎茸スープは磯貝先生の経験で1番効いたとか。

便が出ず長時間解熱しないときは番茶浣腸。まずその前にごま油など塗って肛門刺激してみる。

母乳の温度が低いと便秘に。胸に生姜湿布をする。

おっぱいを頻回飲むときは薄い可能性。餅やタンポポの根を食べるとよい。

ヨモギは母乳が出る。

鼻血はph調整の役目あり。自然に止まるのを待つとよい。圧迫は可。
知らないことも多く、よい勉強になりました。
その後食箋を出してもらいました。

まずやはり陽性に偏っているので、陰性のものも食べられる内容なのですが、ただ私はブレサリアンになりたくてという話をすると、まぁ食事の目安は出すけれど、1番は体の声に従って食べてくださいとのこと。また、お粥をよく食べるとよい、そして薄めていくこと、あとは葛湯がブレサリアンになるコツとも聞きました。そしてやはりよく噛むこと。

食べる内容はざっと土鍋で炊く玄米ご飯、五分搗き米、丸麦、ハトムギ、押し麦、お粥、かぼちゃがゆ、やさいがゆ、葛練り、林檎ジュースの葛練り、味噌汁は麦味噌で昆布、干し椎茸出汁、具はわかめ、玉ねぎ、長ネギ、大根、かぼちゃ、白菜、きゃべつ、小松菜、みつば、もやし、しめじ、えのき、里芋、ジャガイモ、ナス、豆腐、トマトスープ、香辛料スープ。焼きのり、小豆南瓜、切り干し大根と高野豆腐。季節の青い豆。玉ねぎ、長ネギ、かぼちゃ、蓮根、海草、芋、大根、ナス、キノコ、トマト、ピーマン、にんにく、豆腐、はるさめ料理。納豆は大根おろしや刻み葱、からしをそえる。きゅうり。おひたし、温野菜サラダ、生野菜サラダ。酢の物。三年番茶、ドクダミ茶、ヨモギ茶。果物は旬のもの。手当は第一大根湯、椎茸スープ、マイタケスープ、野菜スープ、野菜ジュース。入浴はショウガ風呂が陽性の状態にある今の私にとってはよいみたいです。

出してもらった食箋。

関連記事はこちら