この間夫が橋本敬三さんのNHKの番組を見せてくれました。
その中に最小限責任生活 というのがあり、面白い考え方だなと思いました。
最少限、呼吸・飲食・精神活動・身体運動の四つがあり、この四つの営みは、他人に代ってもらえるものでなく、自己の責任において行うべき 、最少限の責任生活であるということ。
この四つの営みは、自然法則を有し、われわれはそれに則って行わねばならない。
さらに重要なことは、環境という場と四つの営みは、互いに関係し合って同時相関相補性になっていることである。
世に健康法として、調息法(呼吸法)、食養(飲食)、瞑想・座禅(精神活動)、体育・スポーツ(身体運動)等があるが、互いに独立し同時相関相補性の考えがないので、その共通効果は十分発揮されてないのが現状であろう。
という内容でした。とっても共感し、私も初めて来院された方には殆どの確率でお伝えしております。
また、何年か前に本も読んだことがあったのです。
それがタイトルの本。
『絶対に他人に代わってやってもらうことのできない活動が少なくとも4つあると思う。すなわち、呼吸、飲食、身体運動、精神活動です(息食動想)p38』
『息をはきながら動かさないと、からだを壊してしまう。p43』
→結構見落としている、簡単にできそうな内容!
『欠点は欠点で、それをお互い知っていることは必要だけれども、そこにとどまっていたんじゃ、世の中楽しくも明るくもならない。だから、何か良いところを見つけなくちゃ。人のあら探しするよりも、何か良いところを見つけた方が、見つけた当人も気持ちがいいし、された方も気持ちがいいですよね。p52』
→この方本当に素晴らしいですよね!精神科の領域にも余裕で通じる内容です。ついつい私たち、あら探しをしてしまうもの。私もコメントするときにあなたのこういうところが良くないではなくて、こういうところがよかったねというフィードバックが多くなるよう日々気をつけ中です。
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