デイケア 2020.12.2

早いもので2020年もあと1ヶ月を切りましたね。
師走というだけあって、12月はクリスマス、大掃除、お正月に向けてのあれやこれやでなんだかそわそわしてしまいます。
そんな時だからこそ、その日、その時、その瞬間を丁寧に過ごしていきたいものですね。

本日は見学の方も含めて13名の方にご参加いただきました。賑やかにデイケアスタートです！

まずは連句から。
自分に自信が持てるようになった、ネット販売やダイエットが順調、根気よく勉強を続けている、目標を定めて勉強とリラックス、お仕事を頑張っている、話題のパンが美味しかった、お散歩に山に登った、上司の誕生日にプレゼントを贈った、家族に感謝、希望の光を感じる、ポジティブになってきている、
とポジティブに連なった句が多く並びました！
皆さんの前向きな明るいご報告に、その場もとても暖かな空気に包まれていました。

続きまして、当事者研究。
テーマは「前向きなコロナ対策どうしている？」について。
テレビのニュースはコロナばかり、自宅には高齢の母もおり、家族が出かけていくと心配になってしまうとのこと。
話しを聴き進めると、基本的な対策はとっていてもこれで大丈夫なのか、外出することが心配で美容院にも一年行っていないとの事でした。

そんな中、テレビ情報ではなく、
各関連機関から発表された情報から、コロナ感染状況を解説をして下さるデイケアのコメンテーターさんがあらわれました！
報道局にお勤めなのかと思うほどの情報量にみなさん脱帽でした。
そして、お話の最後に出てきた、過剰になりすぎず、軽んじず、基本的な対策をしっかりとって、「正しく恐れるよう」の一言に、皆さん納得。

皆さんにもコロナで困っていることや変化、対策をどうしているか伺ってみると、
人と話す機会が減った、外出の機会が減った、一人目の感染者になりたくないな、など、ネガティブな要素はあまり出てきませんでした。
それよりもポジテイブな意見が多く、皆さん基本的な手洗い、うがい、マスク着用の対策を取りながら、
料理をしたり、お酒を飲んだり、入浴時や睡眠時にリラクゼーションできるアロマや音楽などを取り入れたり自宅での楽しみ方を模索したり、
コロナによって自分を見つめ直す機会になったり、電車やバスの混雑がなくなってパーソナルスペースが確保できストレスが減ったり、
自粛して我慢しすぎて免疫力が低下してしまうより、しっかり基本的な対策をとって外出しても良いんじゃないか、
みんなこれ以上ないくらい対策をとっている、そう簡単にはかからない、不安要素はシャットアウトして美味しいものを食べて笑おう！など
みなさんコロナに対してもとても前向きに捉えて過ごしているようでした！

発表者さんに感想を尋ねると、
皆さんの話を実際に聞いて浄化されたよう、見方を変えると違うんだな、安心できた、とお話しいただき、当事者研究は終了となりました。
基本的な手洗い、うがい、マスク着用をしっかり行って「正しく恐れ」このコロナを乗り切りましょう！

週替わりプログラムは、「絵月記&コラージュ」です。
お話を楽しんだり、作業に集中したり、それぞれのペースで取り組みました。
卒業のイメージ、好きなお化粧品に可愛い女の子、バスで出かけたドライブの思い出、自宅で楽しんだこと、ふと見上げた夜空の月が綺麗で家族に想いを馳せたこと、ふと目についた秋田の思い出、仕事の販路が増えたことなど、それぞれの個性がよく見える素敵な作品となりました！

次回の週替わりプログラムは「ザ自由創作」を行います♪
割り箸を使って灯籠作りの続きと、クリスマスに向けてオーナメント作りも行ってみたいと思います♪

皆様のお越しをお待ちしております！