デイケア 2023.2.7

暖かい日差しの中、本日のデイケアには4名の方にお集まりいただき、
いつも通り連句からスタート致しました。

続いての当事者研究は3名の方からテーマをあげていただきました。
いつも豊富な話題提供をありがとうございます！

まず一つ目は「パートナーとのコミュニケーションにストレスを感じている」。
10年以上親しくしているパートナーがいらっしゃるそうですが、
その方と今後も関係を継続していきたい気持ちがある中で、
お互いのコミュニケーションの形がもう少し変わるといいな、という思いもあるとのこと。

参加者の皆さんからは、
「相手を変えようとするとすごく疲れる」、「相手との距離を調節するといい」
などのアドバイスが集まりました。

それらを受けて、「いまいち踏ん切りがつかない状態だったところから、
皆さんに背中を押してもらえました！」と発表者さん。
素敵な関係がいつまでも続くといいですね！

二つ目は「新しいことに取り組んでみようと思っている」。
発表者さんは当院月2回のデイケアと、週1の相談事業所との関わりがあるそうなのですが、
ここに趣味に関する活動を増やそうと思っているとのこと。

あるタレントさんの「あと何回夏を過ごせるのか」という発言を発端に、
好きなことを自分のペースで見つけて、社会と繋がっていこうと思い、
この冬を助走期間として、春頃から開始できれば、とのことでした。

発表者さんとしては、
毎年この冬から春にかけて調子を崩すことが多く、
それにより春頃から始められなくなるかもしれない、という不安もあるそうですが、
参加者さんからは、
「そんな時は延期しても大丈夫」、
「もし失敗したとしても気にせず次を探しましょう」、
「新しいことを始める時に戸惑いはあって当然！」
などたくさんのエールの言葉が集まりました。

三つ目は「身長が小さいせいで、道行く人に怒鳴られる」。
発表者さんは、お店や道端で、見知らぬ人に怒られることは何度かあったそうなのですが。
それは、自分が背が低く弱そうに見えるからだと解釈し、
ご自身の境遇を嘆いておられました。

参加者の皆さんからは、
身長が低いことの良さについての意見や、姿勢についてのアドバイスが集まりましたが、
発表者さんとしては、身長の低さを良いことと捉えるのはなかなか難しいとのことで、
とりあえず、姿勢をよくするところから始めてみるとのことでした。
今より少しでもお困りごとが小さくなることを祈っています！

本日も多種多様な発表が集まり、
当事者研究のみでお開きの時間となりました。

次回デイケア2/21(火)の週替わりプログラムは「絵月記」の予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

精神保健福祉士