薬についての不平不満を聞くことが多いです。
診察の大半の時間、薬の話を聞くこともあります。
しかしそういう話は一体回復に1番役に立つ話なんでしょうか?
大体病氣はどうして発生したんでしょうか?
薬のせいで発生したんでしょうか?
違いますね。では何故病氣は発生するのでしょうか?
偶然発生したのでしょうか?
偶然起こることがあるのでしょうか?
病氣は大半は自分の生活習慣の結果です。
ですので、薬の話は根本治療ではありません。
自分自身の生活習慣を変化させることが根本治療として重要なのです。
他の人が自分の代わりにしてくれないこと、大きく4つあります。
①呼吸
②食べること
③思考
④姿勢、運動
だと思います。
①呼吸の大切さは1番ではないかと思っています。いくら回数が少ない人とはいえ、呼吸は24時間、必ずしております。
症状や病氣の状態の時、必ず呼吸が浅いのです。
まず自分の呼吸に気付きましょう。
そしてより深い呼吸をしましょう。
10分の深呼吸は不安時、不穏時頓服薬1錠に相当します。深呼吸は副作用ないですが、不安時、不穏時の頓服薬の場合、依存するのか(やめられないのか)、耐性ができるのか(どんどん増えていくのか)、よく聞かれることですが、その通りの副作用が出ることもあります。
そんな調子悪い時、深呼吸なんてできないよという人がいます。
でもその間も呼吸してますよね?
まずは呼吸に意識を向けてください。
そしてまずより深く吐き、より深く吸うということをとにかくやってみてください。
それだけで人生が変わります。
確実にです。
何故ならあなたのいつものパターンから自らの力で抜け出しているからです。
副作用はありません。タダでできます。誰の力も借りなくて良いのです。自らの意識で変わります。
症状や病氣は変化を促す鍵です。
変化はより自らを成長させるための糧になります。
呼吸とは死ぬまで付き合いますから、どうぞ大切になさって下さい。
これは自分自身にも言い聞かせております。
共に歩みましょう!
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