質問:dirty old man 女 49歳
夫が毎日、自身の送別会で帰宅が遅いので、私はないがしろにされていると思ってしまいます。私も夫と同じ会社でフルタイムで働いています。

普段は平日の夜にあまり趣味の時間が取れません。

しかし今月は時間を気にせず自由に好きなことができるので、夫のことは考えずに自分の好きなように過ごそうと思い、実際にそのようにしていました。

今月の3週目までは上手くできました。
上手くというのは、自分の時間を有効に使い、夫には気持ち良く送別会へ行ってもらえるように配慮しました。

しかし、4週目に入った頃、夫の趣味のバンド仲間で親睦会を日曜日の夜に行うという話を聞きました。
新しく女性のメンバーが入ったようです。

そしてついに、休みの日くらいは一緒に過ごしたいと言ってしまいました。

それだけではなく、毎日送別会に行くことを責めたり、4年ほど前に夫が単身赴任をしていた頃、
同じ職場の女性の自宅に車で迎えに行き、一緒に通勤していたことを蒸し返してしまいました。

私は一人でいる時間が長くなると悲観的になります。
自分は性格が暗く意地が悪く、人に優しくできません。
もう子供も産めません。

反対に夫は優しく明るく、話題も豊富で頭も良く、なんでもできます。
誰からも好かれています。
従業員8千人を超える社内でも有名人です。

そういう人なので、転勤するとなったら送別会も昼夜問わず、毎日になるのも理解できます。

それなのに、ひどく夫を責めてしまうのです。
外面だけ良くて、家族は放っておくのかと。

私が間違っている、夫にひどいことをしていると思いながら、寂しいなどと言ってしまいます。

夫を嫌な気持ちにさせて、本当に自分の性格の悪さにたまらなくなります。

こんな性格になってしまって、夫にも、私を育ててくれた両親にも申し訳ないです。

こういう性格は直したいと思っているのに、しばらく経って、また同じような機会があると繰り返してしまいます。

健康で仕事もあり、友達もいて、熱中できる趣味もあります。

気持ちが安定している時は、この幸せに感謝の気持ちが湧き上がってきます。

精神状態の良い時と悪い時の差が激しいのだと思います。

これを治すには、どのようにしたらいいのでしょうか。

夫は45歳。8年前に再婚同士で結婚しました。

夫には前妻との間に16歳の息子さんが一人いますが、もう何年も会っていないようです。

回答:メール頂きありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。

旦那さんは随分と魅力的でエネルギッシュな方のようですね。
dirty old man の歌の登場人物のような方なのかなぁと思いながらご相談を読ませていただきました。

いい歌ですよね。
お2人は歌の雰囲気みたいにいまでも恋人同士のような素敵な関係なんだろうなぁ、
と読みながら、つい、こちらがにこにこしてきました。

ところでご相談の内容ですが、精神状態が良い時に出来ていたりするとなおさら出来ていない時のことが自分の中で目立つことは確かにあるように思います。
悪い時は我慢せずに旦那さんに八つ当たりしたり、過去の事を蒸し返したり、お好きなようにやられてはいかがでしょうか?

それができるのは素敵な旦那さんを持った人だけができる特権のように思います。
きっと旦那さんはそういったことをされてもdirty old manさんが思うほどにはあんまり氣にされないのではないのでしょうか?

ご質問の冒頭で、ないがしろ、と書かれていたのですこし気になって調べてみたのですが、
蔑ろ:あっても無いもののように軽んじるさま
元は:無きが代、代わりが無い、代わりの必要も無い
のような事みたいです。

旦那さんはdirty old man さんを大切に思っていると思います。
dirty old man さんもぜひ旦那さんやご家族だけでなくご自身のお氣持ちもないがしろにせずに大切にしてあげてください。

ただし、夫婦でお互いを大切にするやり方やポイントが違っている事はよくあるように思います。
お2人で話し合っても、なかなか進展がないなぁ、と思うときは2人一緒にカウンセリングを受けるといいかもしれません。
行事役というか第3者を交えて話すことで解決の糸口が見えてくるかもしれません。

また、以下のことは参考までに書かせていただくので、何か物足りないと感じた時に足しにしていただけたらと思います。

肉体を持って3次元に生きるということは、物質が目の前に現れたり消えたりするので、その物質が目の前から無くなったときに失うという体験をします。
物質ではなく人間に対してもそのような体験をします。

例えば人が死んでも、肉体は灰になるのですが、その方の魂というエネルギーは保たれており無くなりはしないのです。ですが、肉体はなくなりますのでその方を失ったと思いますよね。でもふと亡くなった人のことを考えると何となくその人がそばにいるように感じることがあります。それは目に見えないその方のエネルギーを感じているということです。

そういった目の前から何か無くなったと思われる体験が何かしらの愛着を生むのだと思います。
ですのでそんな風に考えることはもっともかと思います。

ご自身がああ、嫌な感情が湧き上がっているなという時は、その感情を抱きしめるイメージ、出てきてくれてありがとうという言葉などを用いるとよいかもしれません。いずれ消えて行くのです。ああ、出てきて消えて行くのだな、それもありがたいなと観察しているといつの間にかどこかにいきます。そしてどんどん出てくればどんどん出てきてるなとそのように観察するとどんどん溜まっていた感情が出ていってご自身が浄化されていきます。そうやって味わうだけ味わうといつかもうそんな感情が湧いてこなくなります。

性格は信念の現れなので、信念を変化させることで性格も変化します。常に何でもあるという信念、何でもできるという信念は私たちに平穏をもたらします。

気持ちが安定している時は、この幸せに感謝の気持ちが湧き上がってきます。

とありますがとても素晴らしいですね!

旦那さんへの氣遣いも感じますし幸せや感謝も感じてらっしゃるので、dirty old manさんは明るく優しい方だと思いますよ!

夫は優しく明るく、話題も豊富で頭も良く、なんでもできます。
誰からも好かれています。

と伴侶に対してもこのように感じることができるdirty old manさんは人のポジティブな面を見ることに長けてらっしゃると思いますので、その素晴らしい能力を自分自身に向けても使われるとよいかもしれませんね。

家庭において、結婚して一つの共同体になった片われが片われにできることは、素晴らしい愛の空間を作ることかと思います。

家庭という空間に愛の密度を濃くすれば濃くするほど、自分もそして片われも心地よく時を過ごすことができるのではないかと思います。

家にいてモヤモヤするな、いてもたってもいられないなという時は、家の掃除や、こうすればより快適に過ごせるなという環境づくりなどをやってみるとご自身にも旦那さんにも役に立つのではないかと思います。

dirty old manさんを心より応援しております。

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