過集中的に生きる習慣で、ランナーズハイ的になれば幸い、強迫的になれば邪魔されるとイライラ感で自分が焼き尽くされ、周りにも飛び火して大迷惑。過集中も一長一短?
そんな煮詰まった時ふと窓の外を見て思いました。
建物や乗り物や人工構造物は無視していただいて、ほら命をみてください。
植物や花、そっちに目を向けるとあらびっくり。
柔らかに吹く風に反応して、柔らかに、しなやかに風にそよいでいる姿。ほとんどすべてが曲線でできあがっていて、トゲトゲした心が曲線に包まれ、しなやかに揺らされ、本来の生命の力を取り戻します。
ああ柔らかであっていいんだな。
曖昧であっていいんだな。
すべての生命はそんなことを教えてくれる氣がします。
建築家のフンデルトヴァッサーも直線によって人の生命力が削がれ、その結果うつ病の原因にもなるというような旨のことも言っています。建築から人の精神を考察するというのも素晴らしい行為ですよね。フンデルトヴァッサーは建築物の多くに曲線や自然のモチーフを取り入れているようです。
直線時間を解体して柔らか時間を採用すると時間病も溶けて消えていくようでした。
柔らかな生命体。
最近のコメント