まだまだ夏は続くようですね。9月の猛暑の中、本日は4名の方にご参加いただきました!
まずは連句から。
話題は台風15号で持ちきりでした。連句も自然と台風がテーマになり、
まさに連なって全員で一つの句を作り上げることができました。
台風の影響を未だに受けているところもあるかと思います。皆さまのご無事をお祈り致します。
続きまして、当事者研究。
テーマは「自身とは異なる趣味を持つ方へのコミュニケーションの取り方」。
話をしたいし共通の話題をお持ちたいとは思っているが、興味があるもののジャンルが異なるため、
趣味以外の話でどのようにコミュニケーションを取るとよいかがわからない、どうすると良いか、を話し合いました。
無理に互いの趣味を共通の話題としてあげる必要はなく、そういうジャンルに興味があるんだなという理解に留め、
天気の話や自身も知っている話など話しやすい話題でコミュニケーションを図ってはどうか、というご意見が多数上がりました。
今回、深くなった話題は「理解」について。
相手方の思考をすべて理解しようとして自身を横並びに置くのではなく、
相手方はそういう思考なんだなと理解する自身を理解するという、その状況をもう少し上から客観的に捉える(メタ認知)ことができると、
自身が持つ「相手への理解したい、でもすべてを理解しようとするには負担が大きくて空回りしてしまう」という思いがもう少しマイルドになって楽になるのでは、という話になりました。
家族であっても、親友であっても「すべて」を理解するのは相当難解ですよね。
今回、相手はそういう考えなんだな、そういうことに興味があるんだな、という理解に落ち着かせることで、
相手の「全体像」を理解していくことができることがわかりました。
最後は、週替わりプログラム。
本日は「音読」を行いました。
前回初登場のプログラム。前回は絵本を中心に音読しましたが、
今回はがらっと雰囲気を変えて文字だけの作品で音読にチャレンジ!
「羅生門」と「ごん狐」を読みました。
羅生門は使われている表現や漢字が少々難しく感じましたが、それがまたおどろおどろしい描写を際立たせているように思いました。
一方、ごん狐は羅生門よりは読み易く感じましたが、物語の流れから教育的なメッセージを受け取るのがが正しいのか、ただ悲しさ覚える話と捉えるのがよいか、
軽く議論することができました。
どちらの作品も小学生時代に読んだ記憶がありましたが、当時には感じなかったであろう感想がたくさん浮かび、
それを皆さんと発表し合って共有できたことが嬉しく、懐かしさも相まって心がほっこりしました。
次回の週替わりプログラムは「絵月記」です。
皆さまの夏の思い出は何でしょうか。次回も楽しみです♪
是非お気軽にご参加下さいませ!
精神保健福祉士
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