段々と厚手のコートやダウンにお世話になる時期になってきましたね。
秋晴れの気持ちいい日差しの中、本日は5名の方々にご参加いただきました!
まずは連句から。
寒さからなかなか布団を出られない、寒さが体にこたえる…など、少しずつ近づいてくる冬に向けた句が多く並びました。
そろそろ衣替えかな、と思うと次の日には暖かい陽気だったりするため最近は着る物に困るな〜といったあるあるな話題も上がりました♪
続きまして、当事者研究。
本日は2本立てでした。
1つ目のテーマは「兄弟が精神疾患。本人の将来のことを考えて家族としてどう対応すべきか」。
兄弟に精神疾患があり、現在は両親と住んでいる。
本人は今後仕事に就いて一人暮らしをしたいと思っているが、家族からみると仕事をするにしても一人暮らしするにしても何かしらの援助が必要ではないかと思えるため、
本人の言う通りに背中押してあげるべきか、もう少し様子をみようと引いてあげるべきか悩んでいる、について話し合いました。
支援者などの第三者を入れて話を進める、すぐ独立してもらうのではなく家の近くでアパートを借りてプチ一人暮らしを実行してもらう、一人暮らしをする時に必要な経費やそれに見合うために必要な給料などをご本人に計算してもらって自立へのイメージを作ってもらう、などのご意見が上がりました。
ご家族さんからすると、ご本人がやりたい!と思っているところを実生活と結びつけていくために、どこまでフォローすると出しゃばりすぎず見守りすぎず、ご本人にいい塩梅と思ってもらえるかがわからなくて、不安に陥りやすいかもしれないですね。
今回、ご本人さんを思いやるご発表者さんの何か手伝ってあげたい!という優しいお気持ちがどこかでご本人さんに届く日が来るといいな、と思いました。
また、追加で研究できる日を是非お待ちしております。
2つ目のテーマは「家族のこだわりが強く、それを強要されることがつらい」。
元々一人暮らしをしていたが、最近実家に戻って両親と生活するようになって家族それぞれの生活様式の違いを感じている。
そんな中で、親からこだわりの毎日の日課を強要されたり、自身の生活を干渉されたりすることが負担に感じる、どうするといいか、について話し合いました。
日中活動できる場所で楽しみを探す、異なる価値観を100%の力でぶつけるのではなく五分五分くらいで意見を出してみる、スルースキルを上げる、などのご意見があがりました。
確立されたそれぞれの生活スタイルがあるので、互いに許せるところや共通のルールを築いていくのはなかなか難しいかもしれないですね。
こちらも追加の調査が気になるテーマでした。
当事者研究に熱が入り、本日の週替わりプログラムは次回以降持ち越しとさせていただきました。
来月のクリスマスのプログラムを皆さんとワイワイ考えながら、本日のデイケアも和やかに終了です☆
次回、11月27日(水)12:00-15:00は特別プログラム当事者研究特別編です。(通常時間と異なりますのでご注意下さい)
特別プログラムでも見学・体験大歓迎です!会場の後ろに椅子を用意しておりますので、
まずは雰囲気だけでも感じたいという方も是非是非、お越し下さいませ。
受付は当院の3階でございます。皆さまのご参加心よりお待ちしております!
精神保健福祉士
最近のコメント